ベトナム語の特徴は?どんな言語?

tiengviet ベトナム語全般

いくつかあるベトナム語の特徴から、主なものをまとめました。

漢字由来の単語が多い

ベトナムの北には中国との国境があり、現在のベトナム語が使用される以前は、中国から伝わった漢字やそれを応用したChữ Nôm(チュノム)という文字が使用されていました。

その為、ベトナム語は今でも漢字の名残があり、なんとなく日本語の音読みに似ている言葉も見られます。

例えば「Việt Nam」を漢字に置き換えると「越 南」になりますが、Nam=南を「ナム」と発音していますね。日本語の音読み「ナン」に少し似ていませんか?

ちなみに反対の方角Bắc=北は「バク」で、こちらも日本語の音読み「ボク」と似たような雰囲気がありますよね。

ベトナム語も日本語も、漢字由来の親戚言語と考えればとっつき易くなると思います。

アルファベットに発音符号が付いたQuốc ngữ(クォックグー)で表記する

ベトナム語の表記には、アルファベットに発音符号を付け加えた文字「Quốc ngữ」が普及しています。

Quốc ngữ29文字
A Ă Â B C D Đ E Ê G H I K L M N O Ô Ơ P Q R S T U Ư V X Y

そして、ベトナム語はアルファベットのつづりが同じ組合せの単語が多く、発音符号がないと区別するのが難しいです。

単語を覚える場合は、つづりだけでなく、声に出して発音も一緒におぼえることが習得の近道になります。

声調とよばれる抑揚のパターンが6種類ある

日本語でも同じつづりの単語で、抑揚のつけ方が異なったりしますね。特にベトナム語はこの抑揚のつけ方「声調」に対してシビアです。

単語や文法をたくさん覚えても、声調が使いこなせないと言葉の意味が上手く伝わりません。ですので、ベトナム語はひたすら書いて丸暗記するよりも、初期段階から声調に慣れたほうが効率よく覚えることができます。

母音の種類がとても多い

日本語の母音はアイウエオの5つですよね。ベトナム語には長母音9つと短母音2つがあり、他にも二重母音や介母音など、母音そのものにも種類があります。

日本語では馴染みのないタイプの母音が多いですが、声調と同じで早い段階から、できるだけ母音の発音に慣れましょう。

一人称や二人称のバリエーションが多い

ベトナム語でいう一人称の「私」は「Toi」、二人称の「貴方」は「Bạn」ですが、日常会話での出番は少ないです。なぜなら、ベトナムでは上下関係や立場に合わせて、一人称と二人称を変えて話すのが一般的なためです。

例えば自分より少し年上の男性と会話をするとき、二人称はAnh、一人称はEmを使って話します。日本語でいうならAnhの意味は「お兄さん」で、Emは「ぼく」や「わたし」という感覚に近いと思います。

ベトナム語は他にも人称代名詞のパターンが多くありますが、会話を実践するなかで自然と慣れると思います。

まとめ「ベトナム語の特徴から効率の良い勉強方法は?」

ベトナム語の文法は他の言語よりも、比較的に簡単な方だと言われています。

その代わりに発音がとくに難しい言語で、単に書いて暗記するという勉強法はあまり向ていないかもしれません。

ベトナム語は文字自体に発音符号が添えられているため、「発音と綴り」が結びついて一体化しています。ですので、単語をみれば発音が分かり、発音を聞けば単語の綴りが分かるという仕組みになっています。

そのため、発音の勉強を後回しにするよりも、最初の段階から発音の練習を取り入れていくことで効率的な学習ができます。

  1. 母音の発音練習
  2. アルファベットの発音練習
  3. 声調の発音練習
  4. 発音練習をしながら単語のつづりを覚える
  5. 基礎的な文法を覚える
  6. 会話を実践しながらベトナム語を覚える
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